ビジュアル重視の学習方法

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情報の取り込み方は人によって違うものです。
どんな風に違うのかを知っていると、生徒さんに英語を教えるときにとっても役に立つんですっていうのが、今日のお話。

インストラクターとして教えていくときに、その生徒さんのタイプをわかっておくことはとても効果的ですね。
この人は音、オーディトリー(聴覚タイプ)のタイプだなってわかれば、沢山フリートークしたり、リピートすることで耳と口で出来るようになっていきます。
なんでもすぐアウトプットして繰り返すという大量行動をとるとすぐ口が覚えていきます。
口はとっても早いのです。
「いい国作ろう鎌倉幕府」なんて語呂合わせで覚えたのが何十年経っても突然口に出てくることがありますよね。

一方、
士業の方っていうのはオーディトリーが少なくてバーバル(言語タイプ)が多いのです。
弁護士や税理士先生方は、大量の文章を読むのに慣れています。
ですから読解法からやったりほうが上達が早いんです。
リーディングから入ってくる情報量は相当なものですからね。
人の話をよく聞いて、よく考えてから確実なことをいう仕事の癖を持った方が多いので、すぐアウトプットしてくださいと依頼しても、なかなか慎重で向こう見ずにすぐ口に出さないですね。

読解のやり方も文法訳読式ではなくて、ディバイディングという区分け法です。
いわゆる語群をスラッシュ/と括弧( )で囲って、構造分析をしていくやり方で、特に士業の方は財務諸表とか見てるんで、頭の中がそうなってます。
信じられないぐらい読解が早くなります。
しかも日本語に翻訳しない原文リーディングです。

歌が上手かったり好きだったりする人は耳から聞いて口に出してみて、音で情報を捉えます。
期末試験で教科書を音読して記憶した人はオーティトリー(聴覚タイプ)で、書いて記憶した人はバーバル(言語タイプ)で情報は読んで書いて取り込むのです。
そして、人の話をすぐ図案や絵や表に描いたりする人は、ビジュアル(視覚タイプ)で、物事を視覚イメージで一瞬で捉えるのです。
閃きや感覚で行動する本能的な人が多いです。

これが3種類の情報キャッチの仕方です。

教える相手がどんなタイプかはすぐわかります。

発音悪い人はオーディトリーじゃないですね。
「発音なんて外人と同じように真似すればいいだけジャン」って言っている人は大抵オーディトリーです。
そういう人は、Rの発音なんか2~3回聞いてればできるんです。

発音の教え方も、バーバル(言語タイプ)の人には「舌を歯の裏につけて…」という説明をしますが、
ビジュアル(視覚タイプ)には口を開けて自分の舌の形を相手に見せます。

他に文法についてもこの教え方が生きてきます。
特に日本人にとって難解だと言われている時制の完了形なんて言うのはビジュアルを使うと一瞬でわかってしまいます。

英語と日本語では時制の概念が違います。
日本語は文の中に一種類の時制しかありませんが、英語の世界では文の中で同時に2種類の時制を表現できるのです。

ひとつはV(動詞)の時制。
もう一つはマインド(話しての意識)の時制。
この二つの時制がハイブリッドしているのです。

これはビジュアルで見たら2個あるから、2種類あるんだなってことがすぐ分かります。
言語で説明するのは限界があるのです。

一目瞭然って言うくらいですから、一番強いのはビジュアルです。
だから会社では履歴書だけでなく面接をやるし、広告宣伝では書物やチラシやラジオよりも、テレビコマーシャルが強いですね。
音を出して動くものはやはり心を惹かれてしまうのです。

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