Sheet5:助動詞は時制を表します。その1

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時制ってよく聞きますね。
英語をやってたら必ず出てきます。
これがよく分からなかったって人もたくさんいますよね。

時制を表すのは、実は時制助動詞なんだっていうのが、今日のお話。

まずね、ここでも日本語と英語の概念は全く違うんです。
日本語の時制って言うのはね、言葉の中に一つの時制しか表せません。
例えば
「今お酒飲んでるわよ」って言ったら今のことですよね。
「昨日飲んだわよ」って言ったら過去のことです。

そもそも日本語は語尾変化とかニュアンスで区別するから、よく聞いてないと時制が分からない場合も多いです。

「お酒飲むよ」って言われても、いつも飲んでるんだか、これから飲むんだかよく分からないですよね。
「飲んだよ」って言われてもたった今のことなのか過去のことなのか分からない。
「飲んでるよ」って言われても今飲んでるのかさっきからずっと飲んでるのか分からない。

つまり、日本人はあんまり時制は大事じゃないのかもしれないですね。
時間のことはどうでもいいのかも。
だから明確じゃないんですね。

でも英語はどうでもよくないんです。
きっと時間の概念が大事なんでしょうね。

英語は、ひとつの文章の中に二種類の時制の概念を表します。
時制が二つあるってどういうことだ?って思いますよね。
日本語にはないんですから。

例えば
Are(AV)   you(S)   drinking(V)   /   next week ?
って言ったら、
「drinking」飲むのは行動Vが未来に起こるということですよね。
じゃあAVの「are」はいったいなんなのよ?という重大な問題にぶちあたります。

実はこれは

「話し手の意識」、すなわちマインドの時制なんです。
飲むという「行動」は未来だけど、聞いている私の「意識」は現在、つまり話し手の意識は現在なんですね。

Are you drinking ?
飲んでますか?
これは、「意識」は今、「行動」も今ですよね。

たまたま同じです。

皆さんが学校で習う現在進行形っていうアレです。

でも実はこれbe動詞じゃないんです。
be助動詞です。ややこしいですよね、まったく。

Are you drinking ?
この文章の動詞は drink が動詞Vですね。
明らかな行動動詞です。
だから be は今の「意識」を表す助動詞AVなんです。

じゃあ
Do you drink ? はどうでしょう。
あなた本来お酒を飲む人なのですか?ってことです。
これは drink するのは、もう永久行動なんですね。

助動詞doも永久的なことをいいます。繰り返しやることとか、普遍の事実とか、一般論とかですね。
学校文法では現在形なんて言ってますけど、現在形って永久的なことなんです。

いっそ「永久形」の方がいいよね?
「意識」は永久、「行動」も永久です。
この場合も動詞は drink というVですね。
ですから do は助動詞AVです。

Have you drunk ?
あなた、お酒飲んじゃったの?
これは、飲んじゃったのはいつか、って言うと、過去ですね。
でも「飲んじゃったの?」って言ってる私は今です。
気持ちは現在なんです。

これも動詞Vは drunk ですね。ですから have は助動詞AVなんです。

「意識」は現在だけど「行動」は完了した過去のことです。
現在完了形というアレです。
現在完了形は日本語の世界にはない概念ですから、日本人にはとても難しいんですね。

行動は完了しているけど、意識は今であって過去として突き放したくない。
やはりここでも「意味言語」という概念の内側で考えてしまいます。

組み合わせパズル言語の英語では、一つの文の中で、二つの時制を表現できるんですよ。
だってAVとVというパズルが
2枚あるんだから

英語は本当にパズルだよね。

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