お金と恋人に

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あったらあっただけ使うダメ主婦の私と、お金を使うと一気に機嫌が悪くなるケチな夫との関係が一気にシフトするという奇跡が起きました。
いったい何があったんですか、お金がなんで恋人なのよ?っていうのが今日のお話。

英語の生徒さんがどんどん増えて来て、私は初めてお金をいっぱい稼ぐようになりました。

それなのに、あーそれなのに、なぜかマイナス残は変わりません。

キャッシュカードを持つようになったけれどたちまちマイナス残に。
夫は最初はマイナス残を埋めてくれていましたが、そのうち呆れて「君なんかずーっとそのままでいろ」とマイナス残を70万までしか埋めてくれませんでした。
だから私は何年もずーっとマイナス70万円キープ。

そんなときお金のセミナーというのを受講しました。

そこでは「お金はあなたにとっていったいなんですか?」と質問されました。
講座では、自分とお金との「関係性」を見るのです。

私は真摯にお金との関係を見つめました。
お金はとても素敵でいつも私にいいものをくれるから大好きだけれど、まるで私にとっては女たらしのジゴロのようなもので、私はいつも飽きられて、捨てられて、決して思い通りにはならない。

「金は良い召使いでもあるが、悪い主人でもある byベンジャミンフランクリン」

私はお金を召使いにまでは出来ないけど、せめて恋人になろうと決めました。

うちに帰って夫に聞きました。
「パパ、あなたはお金に困ったことないの?」

結婚15年にして初めて夫にお金の気がかりを聞きました。
本当に初めて。

すると「それがさあ、今、会社を立ち上げたばかりで資金繰りが大変なんだよ」
夫はもともとお金持ちな上、十数年間米国の会社の社長をしてきて高給取りでしたが、当時自分で仕事を始めたところだったのです。

聞いてみれば、沢山の借金があったのです。
私は肝を潰してしまいましたが、夫はそれだけ言うとスタスタ二階に上がってしまいました。

私は男がお金を稼ぐのは当然だと思っていたし、母が父のお金をいっぱい使っていたように私も使いましたし、なくなれば「お金がない」と言えばいいと思っていました。
夫はきっとこれまでも大変なことがあったはずなのです。
雨の日も風の日もたった1人で頑張ってきたのです。

だって、二ヶ月でマイナス200万にする女に何言ったって仕方ないもんね。

私はリビングでシクシク泣いていました。
お金がないと言うことが悲しかったのではなく、15年もの間パートナーとして彼を力づけていなかったからです。

夫の部屋に行って「パパ、あなたが大変な時にお気楽でごめんね」って謝りました。
すると、夫は涼しい顔で「いいよ、全然あてにしてないからさ」と言いました。

そしてこうも言いました。
「君と結婚した時、君の金の使いっぷりを見て、金ってこうやって使うんだって勉強になったよ。そして、君といたら一生金はたまらないって思ったから内緒で金を貯めようって決めたんだ。君のおかげで家が建ったよ、ありがとう。君が使い、俺が稼ぐ、これがうちの構造なんだ。俺は逆境がないとやっていけないからさ」

「、、、」

「私は逆境か~」
と、うなだれていたら、

夫が更に言いました。

「金がこんなにあると言う会話と、金がこれしかないと言う会話があったとしたら、俺は後者を選びたい。でないと君と子供達を守っていけないから。俺は自分が死んだ後の君が心配なんだよ」

このことがあってから、私たちはお金のことで喧嘩をしなくなりました。

相変わらず私の金遣いは変わりませんでしたが、

「金を使うな」という夫の会話が「一言、俺に相談してくれ」と聞こえてきました。
私は、夫がケチなことが、何もひっかからなくなりました。

当時、私の英語の生徒さんはお金を沢山稼ぐ社長ばかりでした。
でもその中に少ないお給料でやりくりしている三十代の美しいOLのM子ちゃんがいました。

彼女はちゃんと貯金をして、ゴルフも習っていて、いつも綺麗なブラウスを着ていました。
お金に困った話なんて聞いたことがなかった。

お金のマネージの仕方を教わるなら、M子ちゃんにしようと思って彼女にコーチを頼みました。

「いいわよ。未穂さん、まずは十万円貯めようよ」とM子ちゃんは綺麗な顔で言いました。

つづく

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